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「債務整理」に関するQ&A

借金が返済できなくなった場合、どうしたらよいですか?

  • 文責:所長 弁護士 堤信一郎
  • 最終更新日:2025年6月17日

1 借金返済が難しくなった場合の解決方法は主に3つ

借金の返済に困った場合に、弁護士に依頼してできる解決方法は3つあります。

月々の返済金額や、債務総額を減らすことで返済が可能になるようであれば、任意整理か個人再生で解決できることがあります。

債務額が大きすぎる、何らかのご事情で収入が途絶えているなど、任意整理や個人再生では解決ができない場合には自己破産を選択します。

以下、それぞれの債務整理の方法について詳しく説明します。

2 任意整理

任意整理は、比較的返済原資に余裕がある段階であれば有効な債務整理の手法です。

個別に貸金業者等の債権者と交渉し、基本的には残債務の元金と経過利息、和解日までの遅延損害金の合計額を、36~60回程度で分割返済できるようにします。

これにより、月々の返済金額を下げることができます。

債務の元金は減りませんが、完済まで発生する利息をカットできた場合には、返済総額を大きく減らすことができます。

3 個人再生

個人再生は、裁判所を介した債務整理の手法です。

すべての債権者を対象とし、債務総額を大幅に減額することができる可能性がある手続きです。

個人再生手続きが完了した後は、再生計画に従った返済を続けていく必要がありますので、ある程度返済原資を確保できる場合には有効な手続きです。

個人再生は、債務整理の方法の中では複雑な手続きですので、比較的費用と時間が必要となります。

また、保有している財産の評価額が高額である場合には、債務総額をあまり下げられないことがあるので注意が必要です。

4 自己破産

自己破産も裁判所を介した債務整理の手法であり、免責許可を得ることで債務の弁済を免れることができます。

原則として債務者の方が保有している財産を換価し、その売却金を債権者への支払いに充てることになりますので、一部の例外を除いて財産を手元に残すことができなくなります。

特にご自宅をお持ちの場合には、原則として売却を避けることはできませんので、引っ越しをせざるを得なくなります。

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